御徒頭(読み)おかちがしら

精選版 日本国語大辞典 「御徒頭」の意味・読み・例文・類語

おかち‐がしら【御徒頭】

  1. 〘 名詞 〙 江戸幕府職名若年寄(わかどしより)支配に属し、御徒組(おかちぐみ)を率い、江戸城および将軍警固に任じた。天保年間(一八三〇‐四四)には一五名おり、それぞれの下に御徒組頭二名、御徒一八名が配された。
    1. [初出の実例]「御徒頭小十人頭江被申渡条々」(出典:徳川禁令考‐前集・第一・巻六・慶安元年(1648))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android