御成り総奉行(読み)おなりそうぶぎょう

精選版 日本国語大辞典 「御成り総奉行」の意味・読み・例文・類語

おなり‐そうぶぎょう‥ソウブギャウ【御成総奉行・御成惣奉行】

  1. 〘 名詞 〙 中世近世に、将軍家他行御成り)があるときに、その出先の大名家などで接待のため臨時に設けた役職進物・御酒奉行等に雑務を分担させ、それを総指揮したと思われる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android