御所侍(読み)ごしょざむらい

精選版 日本国語大辞典 「御所侍」の意味・読み・例文・類語

ごしょ‐ざむらい ‥ざむらひ【御所侍】

〘名〙 平安時代以降、宮中、院の御所、また摂関家などに仕えた侍。ごしょさぶらい
古事談(1212‐15頃)六「武正凌礫御所侍。大畧及死門心之間」

ごしょ‐さぶらい ‥さぶらひ【御所侍】

※とはずがたり(14C前)五「又あづかり一人、御所さふらひ一二人ばかりにてつき、かみ覆ひ参らせて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「御所侍」の意味・読み・例文・類語

ごしょ‐ざむらい〔‐ざむらひ〕【御所侍】

宮中院の御所摂関家などに仕えた侍。ごしょさぶらい。

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