御所裹(読み)ごしょつつみ

精選版 日本国語大辞典 「御所裹」の意味・読み・例文・類語

ごしょ‐つつみ【御所裹】

〘名〙 日食月食のとき、天皇御座所周囲に簾(すだれ)を垂れ、不吉の気を断つこと。のちには形式化して柱などをも包むようになった。
御湯殿上日記‐文明九年(1477)七月一日「けさうたつのこくより日しょくにて、御所つつみまいらする」

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