精選版 日本国語大辞典 「御手物」の意味・読み・例文・類語 みて‐つ‐もの【御手物】 〘 名詞 〙 ( 「つ」は「の」の意の古い格助詞。天皇が御手にとられる品物の意 ) 天皇から下された物。下賜(かし)された品物。さらに敬って「大御手つ物」ともいう。[初出の実例]「黒き・白きの御酒(みき)賜ひ、御手物(みてつもの)賜はくと宣りたまふ」(出典:続日本紀‐天平神護元年(765)一一月二四日・宣命) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例