御料平遺跡(読み)ごりようだいらいせき

日本歴史地名大系 「御料平遺跡」の解説

御料平遺跡
ごりようだいらいせき

[現在地名]早川町千須和 御料平

早川左岸の標高三三〇メートルの河岸段丘上に所在する。昭和五〇年(一九七五)から同五一年にかけて町誌編纂のため発掘調査された縄文時代中期の配石遺構。集積遺構三基・列石遺構二基・組石土坑一四基・土坑一基を検出している。時期的には九号組石土坑を曾利I―II式、終末を三号集積の曾利V式に置くことができ、中心は曾利III―IV式期である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android