御朱印地(読み)ゴシュインチ

精選版 日本国語大辞典 「御朱印地」の意味・読み・例文・類語

ごしゅいん‐ち【御朱印地】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代幕府寺社などに御朱印状を下付して年貢諸役を免除した土地のこと。質入は厳禁され、国役金が課される。御朱印状は将軍代替わりごとに下付された。私領では普通黒印地という。
    1. [初出の実例]「御朱印地質地取間敷旨申渡候覚」(出典:徳川禁令考‐後集・第二・巻一四・延宝三年(1675))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む