御朱印地(読み)ゴシュインチ

デジタル大辞泉 「御朱印地」の意味・読み・例文・類語

ごしゅいん‐ち【御朱印地】

朱印地

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御朱印地」の意味・読み・例文・類語

ごしゅいん‐ち【御朱印地】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代幕府寺社などに御朱印状を下付して年貢諸役を免除した土地のこと。質入は厳禁され、国役金が課される。御朱印状は将軍代替わりごとに下付された。私領では普通黒印地という。
    1. [初出の実例]「御朱印地質地取間敷旨申渡候覚」(出典:徳川禁令考‐後集・第二・巻一四・延宝三年(1675))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android