御橋観音(読み)おはしかんのん

日本歴史地名大系 「御橋観音」の解説

御橋観音
おはしかんのん

[現在地名]吉井町直谷免

佐々(さざ)川中流右岸にある。石橋山御橋観音寺と号し、真言宗智山派。本尊は十一面観音。養老年間(七一七―七二四)行基が自ら刻んだ観音像を安置して開創したと伝える。自然崖を利用した境内の石窟に石仏五八体があり、その様相は古代の造像も想定しうるという。天文一三年(一五四四)久保清左衛門の開基ともいう(延享二年平戸領内諸宗本末帳)。近世には平戸八景の一つとされていた(嘉永元年「平戸領地方八奇勝図」松浦史料博物館蔵)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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