デジタル大辞泉 「石窟」の意味・読み・例文・類語 せっ‐くつ〔セキ‐〕【石窟】 いわや。いわあな。[類語]洞窟・洞穴ほらあな・洞穴どうけつ・洞ほら・岩窟・岩屋・山窟・鍾乳洞・洞門・岩陰・風穴・空洞 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「石窟」の意味・読み・例文・類語 せっ‐くつセキ‥【石窟】 〘 名詞 〙 いわや。岩石を切り開いたほらあな。いわあな。いわむろ。岩窟。[初出の実例]「石窟儲尽、八万之衆、然忽窮、甑内塵飄」(出典:三教指帰(797頃)下)「人皆石窟に隠れ住み、涕哭(ていこく)の声限なし」(出典:大観本謡曲・江島(室町末))[その他の文献]〔晉書‐郭瑀伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の石窟の言及 【インド美術】より …古代初期のはじめは都市遺構を除けば見るべき遺品に乏しく,石彫はマウリヤ朝治下の前3世紀に始まった。シュンガ朝,カーンバ朝,初期サータバーハナ朝と続く時代は,仏教徒が造形活動を主導し,仏塔(ストゥーパ)の造営と浮彫によるそれの荘厳が盛行し,西インドでは石窟寺院も開かれた。いかなる場合にも仏陀の姿を表現しないのがこの時期の特色である。… ※「石窟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by