御用学者(読み)ゴヨウガクシャ

デジタル大辞泉 「御用学者」の意味・読み・例文・類語

ごよう‐がくしゃ【御用学者】

時の政府権力者などに迎合して、それに都合のよい説を唱える学者

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御用学者」の意味・読み・例文・類語

ごよう‐がくしゃ【御用学者】

  1. 〘 名詞 〙 時の政府・権力者にへつらい、その擁護を意図した説をとなえる学者をあざけっていう語。
    1. [初出の実例]「オヤ先(ま)貴君(あなた)も御用学者になるの」(出典社会百面相(1902)〈内田魯庵〉犬物語)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android