御茶屋新田村(読み)おちややしんでんむら

日本歴史地名大系 「御茶屋新田村」の解説

御茶屋新田村
おちややしんでんむら

[現在地名]岐阜市茶屋新田ちややしんでん

日置江ひきえ村の南に位置。長良川が西境を流れ、対岸安八あんぱち墨俣すのまた(現墨俣町)。南境はさかい川が流れ、村南西端で長良川に合流する。平坦地で集落は長良川の堤に沿う。たんに茶屋新田村とも称された。もとは日置江村に含まれたが、延宝四年(一六七六)までに分郷独立したとみられる。元禄郷帳に村名がみえ、高六九四石余。同郷帳には日置江村持口、天保郷帳には日置江村枝郷と注される。美濃路の番所御茶屋御殿があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android