御話・御咄(読み)おはなし

精選版 日本国語大辞典 「御話・御咄」の意味・読み・例文・類語

お‐はなし【御話・御咄】

〘名〙 (「お」は接頭語)
① 「話」の尊敬丁寧語
※隣語大方(18C後)三「其元の御咄を聞まするに疑は御座りませぬ」
江戸時代富籤(とみくじ)の当たり番号を瓦版(かわらばん)に摺(す)ったもの。また、それを売り歩く者。
随筆・寛天見聞記(1789‐1844)「最初は富の出番とて売あるきしが、是を停止せられて、後はおはなしおはなしと云て一の富の番のみ書付て売あるく事、市中竪横数十人に及べり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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