御誂え向き(読み)オアツラエムキ

デジタル大辞泉 「御誂え向き」の意味・読み・例文・類語

おあつらえ‐むき〔おあつらへ‐〕【×誂え向き】

[名・形動]誂え向き」に同じ。「サーフィンにはお誂え向きの波だ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御誂え向き」の意味・読み・例文・類語

お‐あつらえむき‥あつらへむき【御誂向】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「お」は接頭語 )
  2. 注文どおりにできあがっていること。また、そのもの。おあつらえどおり。
  3. 注文して作らせたようにうまい具合であること。希望どおりであること。理想的。おあつらえどおり。
    1. [初出の実例]「遣り水、築山、〈略〉洗ひ石などがお誂へ向きに配置されて」(出典:少年(1911)〈谷崎潤一郎〉)

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