御足軽町(読み)おあしがるまち

日本歴史地名大系 「御足軽町」の解説

御足軽町
おあしがるまち

[現在地名]能代日吉ひよし

東は御材木場おざいもくば、西は馬口労ばくろう町・羽立はだち町。

寛保元年(一七四一)の「代邑聞見録」に「御足軽町 建年不知」とあるが、佐竹氏移封直後から能代を支配した中田彦太夫は足軽二〇人を配下に置いていたから(窪田配分帳)早くから足軽の住家があったと思われる。「旧記抜書之ケ条」(三輪家文書)の元禄一五年(一七〇二)に「御足軽組頭三人ヘ、御材木場御普請ニ付御足軽二十四軒之屋敷被召上、新屋敷ヘ被移置候」とあり、同年廃町となったが、「新同町 元禄年中建」(代邑聞見録)となり、新御足軽町が同年立った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む