御鉄(読み)おてつ

精選版 日本国語大辞典 「御鉄」の意味・読み・例文・類語

お‐てつ【御鉄】

  1. [ 1 ] ( 「お」は接頭語 ) 「てつびん(鉄瓶)」の意の女房詞
  2. [ 2 ] 江戸麹町三丁目(東京都千代田区一番町)で、名物の三色牡丹餠(ぼたもち)を売った店。また、その牡丹餠。文政一八一八‐三〇年間から明治二二年(一八八九)頃まで売られた。お鉄牡丹餠。松坂屋おてつ。
    1. [初出の実例]「おてつが脇で牡丹餠になる稽古」(出典:雑俳・柳多留‐一二二(1833))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む