御預人(読み)オアズケニン

デジタル大辞泉 「御預人」の意味・読み・例文・類語

おあずけ‐にん〔おあづけ‐〕【御預人】

江戸時代、罪により、他の大名家に禁錮された大名旗本など。

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精選版 日本国語大辞典 「御預人」の意味・読み・例文・類語

お‐あずけにん‥あづけニン【御預人】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 ) 江戸時代、大名や旗本で、未決中または刑罰として他の大名の家に預けられて監禁されていた人。また、罹災者非人などの保護を、上から委託される場合にもいう。おあずけ。
    1. [初出の実例]「御預け人在之衆、〈略〉御科有之に付て、御預け之処、却て馳走がましき儀、其身のためにも不罷成候」(出典:日本財政経済史料‐二・経済・農政・勧農法・元祿二年(1689)八月)

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