微塵棒(読み)ミジンボウ

デジタル大辞泉 「微塵棒」の意味・読み・例文・類語

みじん‐ぼう〔ミヂン‐〕【×塵棒】

微塵粉砂糖で煮固め、棒状にねじった駄菓子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「微塵棒」の意味・読み・例文・類語

みじん‐ぼうミヂン‥【微塵棒】

  1. 〘 名詞 〙 みじん粉に砂糖を加えて煮固め、棒状にねじった駄菓子。
    1. [初出の実例]「微塵棒、達磨に玉兎に狸の糞などといふ汚ない菓子に」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉八二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android