微物(読み)ビブツ

デジタル大辞泉 「微物」の意味・読み・例文・類語

び‐ぶつ【微物】

極めて小さいもの。非常に細かいもの。ごくわずかなもの。ささやかなもの。とるに足りないほどのもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「微物」の意味・読み・例文・類語

び‐ぶつ【微物】

  1. 〘 名詞 〙 ごく小さいもの。少しばかりの物。ささやかなもの。とるに足らぬほどのもの。
    1. [初出の実例]「抑捧涓塵之微物、廻向于諸方之条、頗雖其憚」(出典高野山文書‐暦応二年(1339)正月二一日・阿闍梨能賢御影堂陀羅尼田寄進状)
    2. 「一ち微物(ビブツ)(〈注〉スコシノモノ)と雖も拾ひ取る能はず」(出典:造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉五)
    3. [その他の文献]〔書経伝‐伊訓〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「微物」の読み・字形・画数・意味

【微物】びぶつ

つまらぬ物。

字通「微」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む