精選版 日本国語大辞典 の解説 とく【徳】 を もって人(ひと)に勝(か)つ者(もの)は昌(さか)え、力(ちから)をもって人(ひと)に勝(か)つ者(もの)は亡(ほろ)ぶ ( 「史記‐商君伝」に引く逸書の「恃レ徳者昌、恃レ力者亡」によることば ) 徳行をもって人を随順させるものは栄えるが、威力、権力、武力などの力で人を屈服させるものは滅びる。〔明文抄(13C前)〕[初出の実例]「古人のことばにもとくをもって人にかつものはさかへ、ちからをもって人にかつ物は、ついにほろぶと見えたり」(出典:曾我物語(南北朝頃)四)[その他の文献]〔後漢書‐魯恭伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例