デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「徳丸作蔵」の解説 徳丸作蔵 とくまる-さくぞう 1861*-1913 明治時代の外交官。万延元年12月生まれ。陸軍通訳官から外務省の通訳生となり,明治30年から北京公使館に勤務。戊戌(ぼじゅつ)の政変では,弾圧された梁啓超(りょう-けいちょう)らを保護し,義和団の乱では西徳二郎公使とともに北京に籠城(ろうじょう)。のち重慶・汕頭(スワトウ)の各領事をつとめた。大正2年12月10日死去。54歳。肥後(熊本県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例