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汕頭 スワトウ

百科事典マイペディアの解説

汕頭【スワトウ】

中国,広東省東部の都市。韓江三角州の南端にある対外貿易港。万トン級の船舶の停泊が可能で,シンガポール,タイ,香港などへの航路が開設されている。1980年に経済特区に指定された。
→関連項目中華人民共和国

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世界大百科事典 第2版の解説

スワトウ【汕頭 Swatow】

中国,広東省の東部,榕江が形成した韓江三角州の南端にあり,南シナ海に臨む商工業都市。人口100万(1994)。この地はもと潮海県の一寒村にすぎなかったが,1858年(咸豊8)天津条約潮州の開港が定められた際,その外港の名目で60年開港場となり,以後急速に発達した。1921年,市政庁が設けられ,30年に正式に市が置かれた。広東省の東部と福建省南西部の門戸として商業が盛んである。西部には細長い内湾の牛田洋があり,そこに建設された汕頭港は万t級の大型船舶が停泊できる。

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大辞林 第三版の解説

スワトー【汕頭】

中国、広東省の南シナ海に臨む港湾都市。米・タバコ・砂糖などの輸出が盛ん。レースなどの伝統的手工業もある。1858年、天津条約により開港。シャントウ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

汕頭
すわとう / シャントー

中国、広東(カントン)省東部の南シナ海に臨む地級市。スワトウは広東方言。韓江(かんこう)デルタの西端に位置する。南澳(なんおう)県と、澄海(ちょうかい)、潮陽(ちょうよう)など6市轄区を管轄する(2016年時点)。人口550万4600(2015)。1858年の天津(てんしん)条約で潮州(ちょうしゅう)が開港されると、その外港という名目で1860年開港場となり、以後港湾都市として発展した。また20世紀初頭までは華僑(かきょう)の出身地として知られた。シンガポールやマレーシアのペナンに定期航路が開かれている。缶詰、精糖、たばこなどの農産物加工のほか、機械類、フィルム、印画紙、電子、造船などの工業が発展している。また汕頭刺しゅうの産地として有名である。1980年に外資導入のため経済特区に指定され、電子、プラスチック、家具などの輸出品加工区が新設された。
 市街地南方の(かくせき)海を隔てた石には汕頭海浜公園、桃花澗(とうかかん)、十四曲などの名勝がある。宗教活動が盛んで、2012年までに市政府に承認された宗教施設は446か所、信者の合計は10万人を超えたといわれる。広州(こうしゅう)―梅州(ばいしゅう)―汕頭を結ぶ広梅汕(こうばいさん)線が通じている。また国内各地のほか香港(ホンコン)への空路も開けている。[青木千枝子・河野通博・編集部]

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