徳光美福(読み)トクミツ ヨシトミ

20世紀日本人名事典 「徳光美福」の解説

徳光 美福
トクミツ ヨシトミ

大正・昭和期の病理学者



生年
明治22(1889)年2月

没年
昭和27(1952)年10月27日

出生地
大分県

学歴〔年〕
長崎医学専門学校〔明治43年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔大正10年〕

経歴
東京帝大医科大学で病理学研究、長崎医専、東北帝大、京城医専各講師を歴任。大正12年ドイツ、フランス留学、15年帰国して京城帝大教授となった。戦後帰国、米子医専講師、米子医科大教授、鳥取大学米子医科大教授を経て、同大第2代学長。昭和27年学長辞任。内分泌病理の権威で、第19回日本病理学会総会で「特異性乃至非特異性細胞賦活作用とホルモーンとの関係について」を宿題報告した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「徳光美福」の解説

徳光美福 とくみつ-よしとみ

1889-1952 大正-昭和時代の病理学者。
明治22年2月6日生まれ。ヨーロッパ留学後,大正15年京城帝大教授。昭和23年米子医大(のちの鳥取大)教授。内分泌器官の研究で知られる。昭和27年10月27日死去。63歳。大分県出身。長崎医専卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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