徳芳村(読み)とくぼうむら

日本歴史地名大系 「徳芳村」の解説

徳芳村
とくぼうむら

[現在地名]倉敷市徳芳

鳥羽とば村の東、丘陵地北側の山寄りに位置する。中世には一帯に得芳庄が成立していた。天福二年(一二三四)の慈源所領注文写(華頂要略)によると比叡山無動むどう寺領で、所当米一五〇石・油九斗とある。「経俊卿記」文応元年(一二六〇)九月二〇日条に、大嘗会諸役をつとめる浄金剛院領分として庄名がみえる。慶長五年(一六〇〇)より庭瀬藩戸川氏領と推定される(戸川記)。寛永八年(一六三一)戸川氏に宛てた徳川家光朱印状写(宮田文書)では高五八四石余。寛永備中国絵図・正保郷帳でも同高、同藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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