心の占(読み)ココロノウラ

デジタル大辞泉 「心の占」の意味・読み・例文・類語

こころ‐の‐うら【心の占】

心の中で未来を推察すること。推量予想
「さかしき人の―どもにも、物問はせなどするにも」〈・薄雲〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心の占」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 の 占(うら)

  1. 心中に、前もって感得したり判断したりすること。心中に立てたうらない。予感。予想。
    1. [初出の実例]「かく恋ひんものとは我も思ひにき心のうらぞまさしかりける〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋四・七〇〇)

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