精選版 日本国語大辞典 「心劣」の意味・読み・例文・類語
こころ‐おとり【心劣】
〘名〙
※徒然草(1331頃)一「めでたしと見る人の、こころおとりせらるる本性みえんこそ、口をしかるべけれ」
② 意気がくじけて元気がなくなること。気おくれすること。気がひけること。
※源氏(1001‐14頃)若菜上「口をしくおぼし捨つべきにはあらねど、いと、いとほしく心をとりし給らんとおぼゆ」
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