心源(読み)しんげん

精選版 日本国語大辞典 「心源」の意味・読み・例文・類語

しん‐げん【心源】

〘名〙 (心は万法根源であるところから) 仏語。心。
※本朝麗藻(1010か)下・贈心公古調詩〈具平親王〉「収涙倩思量、遠哉君心源」
ささめごと(1463‐64頃)下「歌の眼(まなこ)ある人なき人ありとなり。心源の至れる人はあるなるべし」 〔顔真卿‐五言月夜啜茶聯句〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android