心狭し(読み)ココロセバシ

デジタル大辞泉 「心狭し」の意味・読み・例文・類語

こころ‐せば・し【心狭し】

[形ク]度量が狭い。心が小さい。思慮が浅い。
女郎花をみなへし咲ける大野を防ぎつつ―・くや注連しめを結ふらむ」〈総角

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精選版 日本国語大辞典 「心狭し」の意味・読み・例文・類語

こころ‐せば・し【心狭】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 心が狭く小さい。思慮が浅い。狭量である。こころぜまし。
    1. [初出の実例]「いとこころせばき御ことなり」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)
    2. 「猶ありのままに、こまかにの給へと、せつに問へば、心せばく隠すべき事かはと思て」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)三)

心狭しの派生語

こころせば‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

心狭しの派生語

こころせば‐さ
  1. 〘 名詞 〙

こころ‐ぜま・し【心狭】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙こころせばし(心狭)

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