心知(読み)こころしり

精選版 日本国語大辞典 「心知」の意味・読み・例文・類語

こころ‐しり【心知】

〘名〙 (形動)
① 互いに気ごころを知り合うこと。懇意であること。また、その人や、そのさま。
源氏(1001‐14頃)若菜下「女御御乳母、心しりにて乗りたり」
和泉式部集(11C中)下「花薄招くたよりはかひもなし心しりなる人し見えねば」
事情を知っていること。また、その人や、そのさま。
※枕(10C終)一九三「例の心しりの人来て」

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普及版 字通 「心知」の読み・字形・画数・意味

【心知】しんち

悟る。

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