心落(読み)こころおち

精選版 日本国語大辞典 「心落」の意味・読み・例文・類語

こころ‐おち【心落】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 気落ちすること。
    1. [初出の実例]「何となくとも今宵か明日か心落に落んずる城を、骨折に責ては何かすべき」(出典:太平記(14C後)二九)
  3. 厚意のあること。こころざし。
    1. [初出の実例]「心経会幡事、以心落御儀、相構々々可之云々」(出典大乗院寺社雑事記‐長祿二年(1458)四月一九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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