心落(読み)こころおち

精選版 日本国語大辞典 「心落」の意味・読み・例文・類語

こころ‐おち【心落】

〘名〙
① 気落ちすること。
太平記(14C後)二九「何となくとも今宵か明日か心落に落んずる城を、骨折に責ては何かすべき」
厚意のあること。こころざし。
大乗院寺社雑事記‐長祿二年(1458)四月一九日「心経会幡事、以心落御儀、相構々々可之云々」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android