忌み花(読み)いみばな

日本大百科全書(ニッポニカ) 「忌み花」の意味・わかりやすい解説

忌み花
いみばな

忌み嫌いの花のことで、名詮(みょうせん)の悪いもの、とげのあるもの、香りの悪いものなど、花材として使用してはならない花をさす。また会合の内容により使用を避けるものをさす。出陣のとき花がぽろりと落ちやすいツバキを用いないとか、移徙(わたまし)(身分の高い人の転居)の花には、火を連想するすべての赤い色をもつもの、またヒグルマヒオウギといった「ひ」を発声する花を用いてはならないといった例。禁花とも共通するが、禁花のように流派により使用しない花材といったものは含まない。

[北條明直]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む