忌明志(読み)きめいし

献辞辞典 「忌明志」の解説

忌明志

忌明け法要(忌明けを迎えた法要)時の志という意味合いがあり、 仏教の忌明け法要後に喪家より出席者や弔慰金品を頂いた先様に対して贈る香奠返しの表書き の献辞(上書き)に用いられます。「忌明(忌明け)」とは、仏教における考えである中陰(死者の霊がこの世とあの世の間をさまよう期 間)が明けることを言い、逝去後四十九日(七七日忌)を忌明けとして営む法要を忌明け法要と言 います。「志」とは、謝意を表す言葉で、「お蔭様で無事忌明けを迎えました」という感謝の気持 ちを表しています。※神道における忌明け祭(逝去後五十日)時の粗品の献辞(上書き)としても用いられます。

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