忍の一字(読み)にんのいちじ

故事成語を知る辞典 「忍の一字」の解説

忍の一字

忍耐こそが、すべてのものごとをうまく行うもとである、ということ。

[使用例] 私も姑の苦労はしたつもりやけれども、なんというても旦那さんを産んでおくれたおひとやよってに、忍の一字があるのみやと思うてましたえ[有吉佐和子華岡青洲の妻|1966]

[由来] 一一~一二世紀、ほくそう王朝の時代の中国の文人りょほんちゅうの「かんしん」という文章から。官僚として働く際の心得の一つとして、「忍の一事は、しゅうみょうの門(忍耐というただ一つのことから始めるだけで、さまざまなものごとを絶妙に行うことができる)」と述べています。原文では「一事」ですが、日本では「一字」としてよく使われます。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む