志ほみ饅頭(読み)しおみまんじゅう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「志ほみ饅頭」の意味・わかりやすい解説

志ほみ饅頭
しおみまんじゅう

兵庫県赤穂(あこう)市の銘菓みじん粉に砂糖、蜜(みつ)を加え、熱湯に通して軟落雁(なんらくがん)風の皮をこしらえ、淡い塩味のアズキ漉し餡(こしあん)をくるんで、押し物にした小まんじゅうである。天保(てんぽう)年間(1830~44)、赤穂塩で知られた塩田潮見(しおみ)にちなんでこの名がつけられた。志ほみ饅頭の前身は赤穂饅頭で、浅野内匠頭長矩(たくみのかみながのり)がつくらせたといわれ、四十七士討入り後は義士饅頭ともてはやされた。志ほみ饅頭は一時とだえ、1920年(大正9)に高力(こうりき)製菓により復活した。

[沢 史生

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む