志中田村(読み)しづきなかだむら

日本歴史地名大系 「志中田村」の解説

中田村
しづきなかだむら

[現在地名]津名町中田なかだ

志筑浜しづきはま村の西にあり、ほぼ東西志筑郡家ぐんげ(現一宮町)を結ぶ道が通る。北は王子おうじ村。寛永四年(一六二七)の志筑之内中田村検地帳(津名町史)によれば、高一千二九七石余(田一千一二三石余・畑一七四石余)・反別一三〇町一反余(田九五町六反余・畑三四町五反余)。ほかに茶園高九斗余。同帳の文政元年(一八一八)のものとみられる貼紙では高七二二石余・反別七〇町六反余を御蔵分一五石余・反別一町六反余と給知分七〇七石余・反別六八町七反余に分け、ほかに二反余・高五石余が永引、一町四反余・高一二石余が長浜上り知、一畝余・高一斗余が岩田上り知生地などとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android