日本歴史地名大系 「志和西村」の解説 志和西村しわにしむら 広島県:東広島市志和西村[現在地名]東広島市志和(しわ)町志和西志和堀(しわほり)村の西南に位置し、西に安駄(あんだ)山(七三五・三メートル)から高鉢(たかはち)山(七〇五・八メートル)に続く連山、東に生城(おうぎ)山があり、その間の幅〇・五―一キロの谷を関(せき)川が北東流。地名は建長八年(一二五六)七月三日付の将軍家政所下文(尊経閣文庫蔵)にみえ、天野景経が父政景から譲られた「志芳庄内西村等地頭職」などを安堵されている。ただこの西村がのちの志和西村に一致するとは限らず、より広域にわたるかもしれない。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by