志方東町(読み)しかたひがしまち

日本歴史地名大系 「志方東町」の解説

志方東町
しかたひがしまち

[現在地名]加古川市志方町志方町しかたちようしかたまち

上富木かみとみき村の北に位置し、南は志方西町西部善念ぜんねん川、東部法華山谷ほつけさんたに川が南流する。南北に走る小野への道と東西に走る姫路への道が交差する位置にある。近世初期までは志方東町・志方西町を合せて志方村・志方町と称した。羽柴秀吉は天正一四年(一五八六)三月七日、立木藤蔵に志方村内高二六〇石などを与え(「羽柴秀吉領知判物」堀内文書)、文禄四年(一五九五)八月一七日木下家定に志方村内高一八石余などを与えている(「豊臣秀吉知行方目録」木下家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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