応願寺(読み)おうがんじ

日本歴史地名大系 「応願寺」の解説

応願寺
おうがんじ

[現在地名]生駒市萩原町

暗越大坂くらがりごえおおさか街道の北にある。祈求山と号し、融通念仏宗本尊千手観音。延享三年(一七四六)の寺院本末帳(内閣文庫蔵)によると本堂三間四面、本尊阿弥陀如来、開基は不詳で、ほかに庫裏があった。奈良国立博物館所蔵の鎌倉時代の生駒曼荼羅図の修理銘によると、同図は天文二年(一五三三)往馬坐伊古麻都比古いこまにいますいこまつひこ神社(現生駒市)遷宮に際し、当寺の西之坊宥実が修理したとされており、同社の宮寺の一であった可能性もある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む