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念仏重兵衛 ねんぶつ じゅうべえ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

念仏重兵衛 ねんぶつ-じゅうべえ

1818-1869 江戸後期-明治時代の茶業家。
文政元年生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)膳所(ぜぜ)藩士。宇治(うじ)茶の移植と栽培に成功し,ペリー来航のさい,重兵衛製造の茶「無銘」が提供され好評をえる。茶会所設置にも貢献した。明治2年8月9日死去。52歳。本姓は太田。屋号は竜井堂,のち念仏園。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

念仏重兵衛

没年:明治2.8.9(1869.9.14)
生年:文化14(1817)
幕末維新期の茶商。近江国膳所(大津市)の生まれ。姓は太田。初代重兵衛が膳所藩に仕えて農を兼ね,鍬を手に念仏を唱えて他界したので念仏重兵衛と呼ばれた。5代重兵衛は殖産興業を志し,仕籍を継子に譲り,山城国宇治で製茶法を習得。膳所に帰り茶園を開き,膳所藩御用茶司になる。ペリー来航のとき,彼の茶「無銘」をペリーが賞翫,安政2(1855)年藩命で園山(大津市)に13haの茶園を開く。これより茶司重兵衛の名声高まり,舗号を竜井堂と称した。のちに岩倉具視が初代重兵衛の故事にちなんで念仏園と命名。藩の茶会所の設置や農政にも尽力したが,水論にかかわり百姓三吉に殺害された。<参考文献>滋賀県教育会編『近江人物志』

(葉山禎作)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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