念入(読み)ねんいり

精選版 日本国語大辞典 「念入」の意味・読み・例文・類語

ねん‐いり【念入】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 念の入ること。注意深いこと。ていねいで心がこもること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「御公家衆は、物ごとに御念入、ねどひをなさるるぞ」(出典:咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)下)
    2. 「念入(ネンイリ)身仕舞をした若い女」(出典明暗(1916)〈夏目漱石〉四〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「念入」の読み・字形・画数・意味

【念入】ねんにゆう

念思

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