念根(読み)ネンコン

精選版 日本国語大辞典 「念根」の意味・読み・例文・類語

ねん‐こん【念根】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。五根の一つ。正法を憶念して忘れないこと。
    1. [初出の実例]「五根、一者信根、二者精進根、三者念根、四者定根、五者慧根」(出典:正法眼蔵(1231‐53)三十七品)
    2. [その他の文献]〔北本涅槃経‐二四〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android