精選版 日本国語大辞典 「念縁」の意味・読み・例文・類語 ねん‐えん【念縁】 〘 名詞 〙① 仏語。心の働き。外に向かって働きかける心の思いをいう。[初出の実例]「観念坐禅も深く思入り、出離解脱の道は物に障へられず、念縁に転ぜられぬ道人也と語りき」(出典:貞享版沙石集(1283)九)② 念友としての縁。男色関係。[初出の実例]「念縁(ネンヱン)を同じ家中にむすび給へり」(出典:浮世草子・男色大鑑(1687)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例