おもう【思】 どち
- ( 「どち」は同士、仲間の意 ) 仲のよい友だちどうし。気の合った仲間。
- [初出の実例]「梅の花今盛りなり意母布度知(オモフドチ)挿頭(かざし)にしてな今盛りなり」(出典:万葉集(8C後)五・八二〇)
おもい‐どちおもひ‥【思どち】
- 〘 名詞 〙 ( 「どち」は接尾語 ) 互いに思い合ったどうし。おもうどち。
- [初出の実例]「うへも限りなき御おもひどちにて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)桐壺)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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