デジタル大辞泉
「同士」の意味・読み・例文・類語
どし【▽同士】
《「どうし」または「どち」の音変化という》
1 動作・性質・状態などにおいて互いに共通点をもっている人。同じ立場である者。名詞の下に付いて接尾語的にも用いる。
「如何に気の弱い―であったろう」〈左千夫・野菊の墓〉
「況して大人―…貴賤の区別は中々喧ましいことで」〈福沢・福翁自伝〉
2 なかま。つれ。友人。
「結句路次―口論し」〈虎明狂・文山立〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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どし【同士】
- 〘 名詞 〙 ( 「どち」の変化したものとも、「どうし(同士)」の古い形ともいう ) =どうし(同士)②〔名語記(1275)〕
- [初出の実例]「知りたるどしうなづき合ふこと也」(出典:申楽談儀(1430)別本聞書)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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