思ひ劣る(読み)オモイオトル

デジタル大辞泉 「思ひ劣る」の意味・読み・例文・類語

おもい‐おと・る〔おもひ‐〕【思ひ劣る】

[動ラ四]自分を劣っていると思う。劣等感をもつ。
「―・り卑下せむも、かひなかるべし」〈紅梅

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「思ひ劣る」の意味・読み・例文・類語

おもい‐おと・るおもひ‥【思劣】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
  2. 劣っていると思う。劣等感を持つ。
    1. [初出の実例]「さりとておもひをとり、卑下せんも甲斐なかるべし」(出典:源氏物語(1001‐14頃)紅梅)
  3. 相手を劣っていると思う。みくびる。
    1. [初出の実例]「或は物かげより見て、なれておもひおとり、うるさくおもふ事ばかりなり」(出典:仮名草子・都風俗鑑(1681)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む