デジタル大辞泉 「思春期遅発症」の意味・読み・例文・類語 ししゅんき‐ちはつしょう〔‐チハツシヤウ〕【思春期遅発症】 通常の思春期を過ぎても第二次性徴が発現しない病態。時期的に遅れて第二次性徴が起こる場合(体質性思春期遅発症)と、永続的な場合(性腺機能不全)がある。→思春期早発症 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「思春期遅発症」の意味・わかりやすい解説 思春期遅発症ししゅんきちはつしょうdelayed puberty 性的晩熟ともいう。低身長を来す病気のうち,頻度が一番高い。一般に,思春期に見られる性的な成熟も遅れる。しばしば家族性に見られ,成長ホルモン分泌能は一般に正常であるが,骨年齢は遅れている。身長は最終的には正常範囲に達する。最近では蛋白同化ステロイド薬,クロニジンなどの投与が試みられている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by