思案の外(読み)しあんのほか

精選版 日本国語大辞典 「思案の外」の意味・読み・例文・類語

しあん【思案】 の 外(ほか)

  1. ( 「恋は思案の外」の語から ) 思慮分別のとどかないところ。特に、色恋常識では考えられないということのたとえ。
    1. [初出の実例]「貴様ならでとうなづき合むこの大事のあつらへまんぢう、ほっかりわるは思案の外野でも山でも此道此道」(出典:浄瑠璃・信州川中島合戦(1721)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む