思淡郷（読み）しだみごう

日本歴史地名大系「思淡郷」の解説

「和名抄」所載の郷。「思」を「和名抄」諸本は「」（恩の異体字）に作るが、誤字と認める。天平二〇年（七四八）四月二五日の写書所解（正倉院文書）に、六人部臣身万呂は「美濃国方県郡志淡思郷戸主六人臣山村戸口」とある。ここにみえる「志」は衍字であろう。

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内

出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

関連語 正倉院文書諸説堀田地名東方

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...