急腹(読み)キュウバラ

精選版 日本国語大辞典 「急腹」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ばらキフ‥【急腹】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 形動 ) 急にはらをたてること。にわかにかんしゃくをおこすこと。
    1. [初出の実例]「うらのひけをうつに、おなにはこず、少しきうばらになれども」(出典:洒落本・婦身嘘(1820)鎌倉和倉下伊蔵茂屋の楼上)
  3. 急に激しく腹が痛むこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android