恋のキューピッド(読み)こいのキューピッド

故事成語を知る辞典 「恋のキューピッド」の解説

恋のキューピッド

恋人たちの間を取り持ち、恋を成就させる役割をする人やもののこと。

[使用例] てんで意志だけしかないような冷たい女にだって、ときおりは愛使キューピッドが扉を叩くことがあるだろう[小栗虫太郎潜航艇「鷹の城」|1935]

[由来] 二世紀のローマ作家アプレイウスの「黄金」に出て来る話から。女神ウェヌスの子、キューピッドが矢で人を射ると、その人物は、そのあと最初に見た相手に激しい恋心を抱くようになるそうです。なお、ローマ神話でのキューピッドは、ギリシャ神話ではエロスに当たります。エロスにも、同じような能力があったとされています。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む