故事成語を知る辞典 「恋のキューピッド」の解説 恋のキューピッド 恋人たちの間を取り持ち、恋を成就させる役割をする人やもののこと。 [使用例] てんで意志だけしかないような冷たい女にだって、ときおりは愛使キューピッドが扉を叩くことがあるだろう[小栗虫太郎*潜航艇「鷹の城」|1935] [由来] 二世紀のローマの作家、アプレイウスの「黄金の驢ろ馬ば」に出て来る話から。女神ウェヌスの子、キューピッドが矢で人を射ると、その人物は、そのあと最初に見た相手に激しい恋心を抱くようになるそうです。なお、ローマ神話でのキューピッドは、ギリシャ神話ではエロスに当たります。エロスにも、同じような能力があったとされています。 出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報 Sponserd by