恐れ入谷の鬼子母神(読み)オソレイリヤノキシモジン

デジタル大辞泉 「恐れ入谷の鬼子母神」の意味・読み・例文・類語

おそ入谷いりや鬼子母神きしもじん

《「恐れ入りやした」の「いりや」を地名の「入谷」に掛け、同地にある「鬼子母神」と続けたもの》「恐れ入りました」をしゃれていう語。

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ことわざを知る辞典 「恐れ入谷の鬼子母神」の解説

恐れ入谷の鬼子母神

「恐れ入る」の「入る」を地名の「入谷」にかけ、同地の鬼子母神につづけた軽口

[使用例] なんのお前様、唐人化けの皮一目で引ん剥いだ、御眼力、お若えが恐れ入谷の鬼子母神[林不忘大岡政談|1930]

[解説] この鬼子母神は東京入谷真源寺を指します。「恐れ入りました」ということですが、軽妙にしゃれることによって、おどけや皮肉など、さまざまなニュアンスが生じます。「恐れ入谷」と略すこともあります。

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